桃の会 7月の活動

オープンダイアローグと当事者スペースを行います。

オープンダイアローグ・対話の学び  7月7日(日)10時~ ぴゅあ総合3F 音楽室 

講師 青山 実氏 (認定心理士、社会福祉士、介護福祉士、KHJ認定ピアサポーター)1家族1000円 当事者無料

早いものでもう一年の半分が過ぎ入梅の季節になりました。オープンダイアローグの取り組みを始めてすでに4か月が経過します。まず形として定着し馴染んでいくことに時間を要しますが、急激な変化ではなくゆっくりと内側から根本的変化が望まれます。それにはまず自分を知ることから始まります。「対話」を通じて自分との対話をしてみましょう。まだ対話を経験されていない方も経験された方もどうぞ参加をお待ちしております。

「不可知にとどまる」

 子どもが悩んでいることを知りたい。そうおっしゃる親御様に応え続けてきました。本人に聞かなければわからないと。他人が憶測で語ることができるほど、本人の苦悩は浅くないし、他人に理解できるほどやさしいものでもないと思います。いつも、悩んでいるご本人は、「つらい」や「苦しい」といった言葉では表現しきれないほどの状況におかれていると考えるのです。かつての自分がそうであったように私たちには知り得ないのです。親であっても、子どもの悩みを理解することなどできません。私たちは全知全能の神ではないことを謙虚に受け止めなければならないと思います。

・・・ただそれでも、相手を知りたいから対話を求めるのではないでしょうか。

 長いこと、悩みを言葉にすることができずにいました。そして、悩みを伝えても受け止めてもらえないことで、深く傷つくことも体験してきました。悩みは、それを語ることも、受け止めることも大変困難なことです。安易な同情は相手を深く傷つけます。そうわかっていてもなお、聴くことは難しいと悩む日々です。思い通りにいくわけないのです。だから、悩みを言葉にし、対話を続けています。

青山実(公認心理師/社会福祉士/介護支援専門員)

7月の当事者スペース
7
月7日(日)13:00~ ぴゅあ総合 3F音楽室 参加費無料

今回は家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです

対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行います。

是非10時から参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう!

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