桃の会 8月の活動
オープンダイアローグ・対話と当事者スペースを行います
7月もあと少しで終わりになります。とても気温の高い日が多く身体に堪える日々、皆様如何お過ごしでしょうか。8月4日がオープンダイアローグの開催日となりますので早めに会報をお届けしております。8月も東京から青山実さん(公認心理師・社会福祉士・介護福祉士)と協力者の方々をお迎えしてオープンダイアローグを開催致します。テーマは当日にお知らせ致します。
今回は開催場所が韮崎市ニコリ(中央線韮崎駅すぐ横)に変更になっておりますのでご注意下さい。
猛暑の中ご足労をお掛けしますがどうぞ対話の輪にご参加下さいますように。
■オープンダイアローグ・対話の学び 8月4日(日)10時~ 韮崎市ニコリ2F大会議室
講師 青山実氏 公認心理師・社会福祉士・介護福祉士 協力者 井口さん マリさん
テーマ (当日にお知らせします) 終了時間が12時30分~13時になる見込みです
1家族1000円 当事者無料 **8月は開催場所が韮崎市ニコリになりますのでご注意ください!
「対話の対は戦略」
心配事や不安で苦しいときに、楽になりたいと思うことは自然なことです。子どもが社会との繋がりを持てないまま、この先どうなるのだろうという不安で苦しくなることは自然なこと。その不安に耐えられず、子どもに変わって欲しいと思うことも自然な心の動きです。この「変わってほしい」や「良くなってほしい」という期待は、自分の不安を減らしたい、心配事で苦しくなることから楽になりたいという、自然な心の動きゆえだろうと思います。
説得や誘導、アドバイス、これらの相手を変えようという意図を持った会話は、必然的にコントロールの様相を帯びます。多くの当事者の方は、このコントロールに対して言語的・非言語的に拒否を表しているように見えます。
変えられないものを変えることを目的とした会話ではなく、対話を目的とした対話が、結果として変化を生むというデータが蓄積されてきているそうです。精神医療でも、治そうとしないことが治療成果を産むことがわかってきたという話を聞いています。変化を目的としないことが変化を生む。理解はできても、実践はまた別モノです。気楽に、歩行の獲得プロセスと同じように、「転んで学ぶ」姿勢で対話を学ぶプロセスを楽しめればと思っています。
青山実(公認心理師/社会福祉士/介護支援専門員)
◆ 8月の当事者スペース
8月4日(日)13:00~ 韮崎市ニコリ2F大会議室 参加費無料
**8月は開催場所が韮崎市ニコリになりますのでご注意ください!
今回は家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです
対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行います。
参加できる方は是非10時からの集まりにも参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう!