桃の会 1月の活動
▶ 1月は11回目のオープンダイアローグ・対話と当事者スペースを行います
12月も暮れを迎え皆様におかれましては、慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。
今年一年も皆様の御理解、ご協力を頂き桃の会の活動を続けることが出来ました。
厚く感謝と御礼を申し上げます。有難うございました。どうぞ皆様、良いお年をお迎え下さいますようにオープンダイアローグも11回目となり講師の青山さんには早朝東京から毎月通って頂き本当に感謝致しております。学ぶにつれて大変なことを学ばせてもらっていることに段々気付かされています。治療、説得、アドバイス、議論ではなく人と人の関係性の中で内面から引出されるものがお互いに変化をもたらし、人間が本来持っている力が掘り起こされると表現したらいいのでしょうか、それが対話だと思います。新しい年を迎えてのオープンダイアローグ・対話、寒い朝になると思いますが皆様是非対話の輪でお待ちしております。
■オープンダイアローグ対話からの学び 1月5日(日) 10:00~ ぴゅあ総合3F音楽室
・・・山梨県ひきこもり民間団体等事業費補助金で開催しています。参加費用 一家族500円
講師 青山実氏 (公認心理士/社会福祉士/介護専門員) 協力 マリさん
「あなたにとって最も厳しい他者は誰か」 青山 実
仕事や人間関係で躓いたときに「だからダメなんだ」と責め続けたり、新しいことや責任を避けたがるあなたを否定するのは誰でしょうか。おそらく、自分の中に「自分を否定する他者」の存在を認める方は少なくないと思います。他人はたまに優しいけれど、自分はいつだって自分に冷たい。耐え続けているうちに麻痺してしまった痛みを確かめるように、またネガティブな思考が繰り返される。先日、あるお母さんが「どうしてもポジティブ思考にはなれない」と話していました。自分なりの自分の尊厳を守る方法が、自分を否定することなのかもしれません。傷ついても耐え、その痛みをわかってもらえない孤立感にも耐える自分。強くありたいと願うのは、傷に向き合うことが恐いから。「無理しないで」と労わり慈しむ、大切に想ってくれる他者が自分の中にいれば、どれほど楽になるでしょうか。難しいことだなと、内的会話が終わらずにいます。
◆ 1月の当事者スペース
1月5日(日) 13:00~ ぴゅあ総合 3F音楽室 参加費無料
家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行います。
参加できる方は是非10時からの集まりにも参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう