桃の会 4月の活動

▶ 4月はオープンダイアローグ・対話・・対話実践を見て学ぼうと当事者スペースを行います

4月を迎えて少しづつ青葉が芽生え春を感じる頃となりました。3月初旬には大船渡市で山林火災が発生し多くの家屋が消失しました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。今月の活動は新な試みで講師青山さんのご指導のもと「浦安市ここからの会」の家族会のメンバーの高畑綱二さんとオンラインでつながり篠原と桃の会のメンバー、講師の青山実さん、計4人で対話実践を行います。「浦安市ここからの会」のメンバーの方や日野市、小平市の家族会のオープンダイアローグに関心を持たれている方も数人視聴されております。その後、対話実践の感想を桃の会それぞれグループに分かれて対話をします。最後に全員でシェアできればと思います

今回は高畑綱二さんが息子さんとの関係でご経験されたこと「親子の関係性」をテーマに対話を広げていければと思います。下記に手記の一部を掲載致します。ご家族だけではなく支援者の方々にも是非ご参加頂ければと思います

 オープンダイアローグ 4月6日(日) 10:00~ ぴゅあ総合3F音楽室

 千葉の家族会とオンラインでつながり桃の会対話実践を見て学ぶ   参加費用 一家族500円

  講師 青山実氏 (公認心理師/社会福祉士/介護支援専門員/介護福祉士) 協力 マリさん

 **高畑さんの手記より・・・

実は、「戸塚ヨットスクールみたいなところへ行くか!」とか、冷蔵庫にある食べ物を減らしていき・・要は兵糧攻めにしようとした時もありました。食べるものがなくなれば外へ出るだろうという考えでした。今、思えばかわいそうなことをしたなぁと思います。そのとき本人が親に対して、怒りを感じていただけならいいのですが、このような扱いを受けることも自分の責任だと感じていたとしたら、さらに申し訳ない気持ちです。戸塚の話しや𠮟咤激励をしても様子が変わらず、これはやはりもう一度ちゃんとひきこもりについて勉強しなくてはと思いました。そこからは月に8回つまり土日はどこかの家族会に顔を出すようにして…そして斎藤環さんの本を何度も読み返していました。心に誓ったのは、それらの知識を毎日に活かそうという気持ちでした。具体的に行ったのは、コミュニケーションの改善。コトバを交わすことが難しいときは、彼の好きなお菓子をそっと冷蔵庫の中に入れて置くなど。要は気にかけているよというメッセージです。あと、雑談ですね、決して確信である将来はどうするということは一切ふれずにいました。そして、コミュニケーションだけではなく、関係性を変えることに注力しました。

◆ 4月の当事者スペース
 4月6日(日)   13:00~  ぴゅあ総合 3F音楽室  参加費無料