桃の会 4月の活動
4月はオープンダイアローグ・対話と当事者スペースを行います。
能登半島地震の発生からすでに4ヵ月、気候変動も加えて当たり前の日常が当たり前ではなくなっていく現実の中で本当に大事にすべきことは何なのかを考える機会が増えて来ました。益々人と人の繋がりが必要で、いかに大切であるかを知ることになるのだろうと思います。今月もその繋がりの基盤となる対話を学びます。
講師に多摩市家族会の青山実さん(KHJピアサポーター、社会福祉士、公認心理士、介護福祉士)とお仲間の井口さんをお迎え致します。皆さまのご参加をお待ちしております。
■オープンダイアローグ・対話の学び 4月14日(日)10時~12時 ぴゅあ総合3F 音楽室
1家族500円 当事者無料
**対話について**
「話すこと」と「聴くこと」を丁寧に分けます。対話を目的として分けるのではありません。
相手の話しをただただ関心を持って聴いているうちに、感じたことや浮かんだこと、印象に残った言葉についてを話したくなる。そしてただただ話したくなったことを言葉にしてみる。このように「話す」と「聴く」を円環させることを目的に分けます。「話す」と「聴く」を繰り返すことを対話と呼びたいと思います。「対話」の目的は「対話」を続けることです。
***対話性を促進するために***
・親や支援という役割から降りる
・自分を主語に「感じたこと、浮かんだこと、思っていること、気持ちをただただ言葉にする。
・解釈せず、関心をもって聴き、話し手の語られた言葉を「あるがまま」味わってみる。
・沈黙を大切にする(内的対話を尊重する)
・話しを聴いているうちに自分の身体の変化を感じたらその変化に注意を向けてみる
・答えのない不確かな状況を許容しながら対話を続ける
・良いアイデア(アドバイス等)や否定的な考えが浮かんだら相手に伝える前に「留まってみる」
・自分とは「違う」と感じたらその「違い」に注意を向けてみる
自分の気持ちや考えを「お盆に載せる」ように伝える(価値観や考えの押し付け否定は避ける)
(青山さんの資料、桃の会ハンドブックから)
◆4月の当事者スペース
4月14日(日)13:00~ ぴゆあ総合 3F音楽室 参加費無料
今回は家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行うもの是非10時から参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう。