桃の会 5月の活動

オープンダイアローグ・対話と当事者スペースを行います。
若葉や花々が彩やかに目を楽しませてくれる頃になりました。寒さに耐えていた身体がようやく動き易くなったように思えます。桃の会では3月からオープンダイアローグ・対話の取り組みを始めました。
体験者であられる青山さん、井口さんのお二人に御指導頂きながら進めております。
5月から会の開催を毎月第一日曜日に変更致します。まだオープンダイアローグの体験をされていない方是非一度参加されてみては如何でしょうか。

オープンダイアローグ・対話の学び  5月5日(日)10時から ぴゅあ総合3F 音楽室 

1家族500円 当事者無料

** 他者との対話」**

 あなたはあなたを知っているか。この問いから4月の対話は始まりました。ワークの始まりと終わりに皆さまはどのような応答を自分の中から得られたでしょうか。自分の中のもう1人の自分から応答があったのは、ワークに参加していただいた方の話を聴いていたときでした。ちょっとだけ、息苦しくなる感覚。過食嘔吐していたときの、「なにをやっているのだろう」と冷静に考える自分と、焦燥感とヒリヒリ痛んで落ち着かない自分が、葛藤して苦しくて、食べずにはいられなかった頃を思い出していました。僕の中にはたくさんの他者がいます。冷静に合理的に考えることのできる自分。発作のように自傷的・自罰的行動を起こそうとする自分。埋め難い空虚感や寂しさを感じるとヒリヒリ痛みだす自分。小説を書くという営みは、これらの他者に魂を吹きこむ作業だろうと思います。僕たちは書く代わりに対話をします。目の前の他者の話を聴くことで、自分の中の他者と対話をします。相手の話を聴いているうちに、なにか自分の中に変化が起こる。その変化を言葉にする。言葉にしているうちに、思いがけない気づきや発見がある。ワークを終えるとほんの少し、景色に彩が増し、こころが暖かくなっていることに気づきます。こころに魂が宿ったような。物書きの才はなくとも、私たちには「家族の問題」を通して繋がることのできる力があります。この力を信じていいと思うのです他者との出会いを求める自分の中の他者が持つこの力を。来週は、前半1時間程度でリフレクティングワークを主とし、小休止のあとにフッシュボウルワークを予定しております。皆さまの期待に添えるよう、時間配分とワークの構造を見直し、より良い対話実践の場にしたいと思っております。引き続き、学びの場にご一緒させていただければ幸いす。

5月の当事者スペース
5月5日(日)13:00~ ぴゆあ総合 3F音楽室 参加費無料

今回は家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行うもの是非10時から参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう。

                  

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