桃の会 7月の活動
■ 7月はオープンダイアローグ・対話の実践と当事者スペースを行います
6月10日に関東甲信地方が梅雨入りをして同時に沖縄地方の梅雨明けが発表されました。
昨年より10日以上も早い季節の到来です。今年も豪雨による災害が起きないことを願うばかりです。今月は浦和市「ここからの会」深掘りさんとオンラインで繋がりリフレフテイングワークを行います。その対話を聴いて感じたこと、話したくなったことをグループに分かれて更にリフレフテイングワークを行います。一人一人の違いが対話を広げていき、違いは自分への気付きになります。
貴重なこの時間をみなさんと共有出来ればと思います。どうぞ今月もご参加下さい。
▶オープンダイアローグ対話からの学び 7月6日(日) 10:00~ ぴゅあ総合2F研修室1
浦和市「ここからの会」深掘順一さん(仮名)オンラインで対話します
その後、会場のみなさんはグループに分かれてリフレフテイングワークを行います
講師 青山実氏(公認心理師/社会福祉士/介護支援専門員/介護福祉士) 協力 マリさん
「赦すということ」
ひきこもり支援には、当事者の回復プロセスで「親に対する怒り」を吐き出す段階が大切という考えがありますあるがままを受け止めて欲しいのに、「親から裏切られて」傷ついてきたことに気づいたときその「痛み」が怒りとなる。親は、その「痛み」を受け止めることしかできないというのが親子関係回復のプロセスです。親を恨んだまま一生を終える方もいますし、親が認知症になって初めて怒りをぶつけることができた、という方もいます。いずれにしろ、恨みに囚われる子も、責められる親も、赦しを求めて逍遙いながら対話を続けていくしかない。赦せるようになるきっかけは神のみぞ知る、というのが経験上の考えです。赦すことは自分の人生を愛すること。恨みに振り回されて自分の人生を台無しにしたくないと思えること。そして、親はそうすることしかできなかった、と諦めること。世代間を流れる家族問題に苦しんできたのは親も同じ。ただ、赦すことができても、発作のように怒りと恨みが沸いたり、常に揺れているもの。自分というものは、絶え間ない変化の真っ只中にある、と思います。お子さんから責められて苦しむ親御さん、恨みに囚われて悩む当事者の方にとってのささやかなヒントになればと願っています 青山実 (公認心理師/社会福祉士/介護支援専門員/介護福祉士)
◆7月の当事者スペース
7月6日(日) 13:00~ ぴゅあ総合 2F小研修室1 参加費無料
家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです
対話は当事者を含め立場の違う人と一緒に行います。
参加できる方は是非10時からの集まりにも参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう