桃の会 8月の活動

8月は森川すいめいさんにオープンダイアローグ・対話の実践を学びます

とても暑い夏が続いております。皆様如何お過ごしでしょうか。8月は森川すいめいさんから対話を学ぶ貴重な時間を頂きます。フィンランドで何故オープンダイアローグという取り組みが始まったのでしょうか、森川すいめいさんがフィンランドで学びたいと強く思われた理由は何故でしょうか、そのようなお話を伺いながらワークの実践を学びたいと思います。

オープンダイアローグ対話からの学び 8月3日(日) 12:00~16:00 会場受付11時30分~

ぴゅあ総合2F大会議室   家族¥1500 当事者 無料 申し込みは不要です。

**オンラインでの視聴ができます。チラシのQRコードからお入りください 申し込みは不要です。

 「対等の関係になる」「その人のいないところでその人の話しをしない」
    「全員の声が大切にされる」「チームで対話する」など対話になるために  
     大事なことを実践を通して学んでいきます
        講師  森川すいめい氏 (精神科医、鍼灸師、OD国際トレーナー)

「ひきこもりからの回復とゴールとは」

ある当事者の方が、心身の不調を繰り返しながらも必死でしがみついていた仕事を退職した、という報せを耳にしました。また別の方は、就労先の人間関係に苦しんでうつ病になり、再びひきこもり生活に戻ったと聞きます。そのような生きた声を聞き続けるうちに、はたして親は安心できるときが来るのだろうか、と素朴な疑問が浮かびます。親の不安と、子どもの人生は別モノと頭では分かっていても、「親の視点」で、1人で生きていけるのだろうか、親なきあとは大丈夫だろうかと、子ども扱いしてしまうのが親です。「親をおりて」みたとき、「この夫婦は大丈夫か、親は独りで生きていけるのか」と子どもから心配されていることに気付くかもしれません。「ひきこもりのゴール」という問いは、「人生のゴール」という問いです。答えなどあるはずもない。親や支援者は人を導く神様ではなく、「どう生きたらいいか」という普遍の問いに向き合う、ひとりの人間です。親をおりて初めて、「子ども」ではなく、ひとりの人として相手も対話ができるのだと思います。  

青山実 (公認心理師/社会福祉士/介護指導員)

当事者スペース

当事者の方のご参加をお待ちしています!!
8
月の活動は、森川すいめいさんを迎えて対話実践のワークを
12
時から16時まで行います。当事者スペースは設けませんが
対話を学ぶ貴重な機会になると思います、どうぞ皆さまもご参加下さい。