桃の会 10月の活動

10月はオープンダイアローグ・対話の実践を行います(当事者の方々もご一緒に参加下さい)

この夏は連日の猛暑にも関わらずお集まり頂き、対話実践が出来たことを本当に感謝致します。
前回青山さんも対話が文化になったら、というお話をされていましたが、一時的な社会的ブームなどではなく平和のために人類に必要とされていると感じています。全世界で文化として根付いて欲しいと願っています。当日参加される方々のオンラインに参加される方による状況によりワークのやり方が変わると思います。どうぞ安心、安全の対話の場にご参加お待ちしております。皆様との対話を楽しみにしております。

オープンダイアローグ対話からの学び 10月5日(日)10:00~13:00 ぴゅあ総合3F音楽室 一家族 ¥500 当事者 無料
 
   講師 青山実氏(公認心理師/社会福祉士/介護福祉士指導員) 協力 マリさん

    ***オンラインでの視聴ができます次のアドレスからお入りください

         https://meet.google.com/xpf-qksw-cxy

 「問いを立てた本人にしかわからない」

9月の会ではたくさんの問いがありました。引きこもるのはなぜか。言葉にすることが苦しいのはなぜか。子どもにどう関わったらいいか。なぜ人が怖いのか。先々への不安とどう付き合うのか。罪悪感をどうすればいいか。解決できない人生の苦悩の背景には家族の歴史と文化があります。歴史とは家族が過ごした時間、つまりは記憶です。文化とは、考え方や価値観のことです。

時間は前にしか進みません。誰だっていまを生きることで精一杯です。家族問題という逆境は、一度立ち止まって、これまでの道を振り返る、つまり自分の人生についてを考えるきっかけなのかもしれません。

ある映画の中で「不登校の子は独りでいると自分を大切にできなくなる」という台詞がありました。そもそも「自分」とはなにか。自分を大切にするとはどのようなことか。そう問うのは紛れもない「私」です。私の問いは私の歴史と文化を負っている。だからその答えは、私の中にしかなく、言葉を尽くして他者と対話をすることでしか答えに至らない。このプロセスそのものが、自分を大切にすることだと思うのです。 (青山)

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