桃の会 3月の活動

オープンダイアローグ・対話の学び、当事者スペースをおこないます

2月は気温の変動が大きく身体に堪えるつらい季節となりました。3月に入って少しずつ本当の春の訪れが来て欲しいものです。皆様如何お過ごしでしょうか。
昨年度は桃の会10周年の節目を迎え記念講演会を5回開催致しました。講師の方々にはとても中身の濃いお話を伺うことができて新な学びを沢山頂きました。
また、多くの皆様にも足を運んで頂き充実した講演会となり本当に有難く感謝致します。合わせて10周年記念冊子の作成も行いましたので3月会報とあわせて皆様にお届けさせて頂きます。3月の会ではオープンダイアローグ・対話をすることを実践しながら学びたいと思います。
講師は多摩市家族会の青山実さん(KHJピアサポーター、社会福祉士、公認心理士、介護福祉士)と活動仲間の井口さんのお二人にお願い致します。是非皆さんに参加頂いて「対話すること」を共に学んでいけたらと思います。以下青山さんからのオープンダイアローグについての文章です。

■オープンダイアローグ・対話の学び  
 3月17日(日)10:00~ ぴゅあ総合3F 音楽室 1家族500円 当事者無料

オープンダイアローグの特徴の一つは、「互いを尊重するための工夫を凝らした対話空間で、安全感と安心感を実感できること」だと思います。職場や家庭では、どうしても一方的なコミュニケーションが主なため、傷つくことや「言いたくても言えない」ことが多かったり、緊張してしまい言葉が出てこなくなる、ということが多いのではないかと思います。「言葉が出てくる」ためには、まず安心・安全であることが必須条件です。緊張していては体が動かせないように、心も動きを失います。心が動かないとは、緊張や不安に圧倒されて、他の感情や自分の気持ちに気づけない、ということです。対話は、決して難しいものではないと思っています。ただ、私たちはいままで「安全・安心な対話空間で、互いを尊重した対話」を経験してきませんでした。今ここから、新しい体験を通して「思ってもみなかった自分の気持ち」や「自分の欲」に出会うことでしょう。こうして回復した主体性が私たちを癒しの旅へ導いてくれます。少し堅苦しくなってしまいました。オープンダイアローグは体験して初めてわかるものです考え過ぎず気楽に、がいいですね。皆様のご参加を心からお待ちしております。

3月の当事者スペース
 3月17日10:00~ ぴゆあ総合3F音楽室 参加費無料

今回は家族会でオープンダイアローグを学びますが、対話は当事者と一緒に行うものです
是非10時から参加して頂き対話する事を一緒に学びましょう

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